一時帰国時の健康保険、どうする?
一時帰国の滞在時にやりたいこととして「健康診断」や「歯科治療」を考えられている方も多いと思います。住民票を抜いている方は国民健康保険のカバレージも外れているので、現実には、実費での自由診療が原則となりそうです。
ぶっちゃけ日本の医療費は、実費でもアメリカより安いケースもあると思うのですが、やはり、何があるかわかりませんので、医療費の保険に入っておきたい!という方のために情報をまとめました。
海外旅行保険(在住国で加入)
一般的な旅行保険及び、医療費に特化した旅行医療保険を購入することができます。一般的な旅行保険では、旅行のキャンセル、ロスト・バゲージ(荷物紛失)、レンタカーにまつわる損失がカバーされますが医療保険に特化した旅行医療保険は、ピンポイントで「医療費」についてのカバレージを提供してくれます。
以下、アメリカの海外旅行保険サイトサービスを紹介します(管理人がアメリカ在住なので、アメリカの情報のみとなっていますが他国の情報を御存知の方はよければお教えください)
海外保険比較サイトSquaremouth
Squaremouthは保険会社ではなく、30以上の保険会社のプランをニーズに合わせて比較・検討できる旅行保険プランを見つけるためのマーケットプレイスです。
あらゆる理由でのキャンセル、早期購入による既往症の免除、危険アクティビティへの対応など、追加カバーも用意されています。
オンラインの人気保険会社Faye(フェイ)
Fayeは、オンラインの旅行保険会社です。アメリカ在住で、決まった予算で国内外への旅行を計画している方に最適で、旅行者は同社のモバイルアプリから必要なサービスを簡単に受けることができます。
クレジットカード付帯の保険(在住国で加入)
アメリカのクレジットカードだと、Chase Sapphire Reserve Cardに海外旅行の医療費がカバーされています。
2,500ドル:医療費・歯科治療費:緊急治療・入院費・救急車・薬代などが含まれます。
※Chase Sapphire Reserve Cardは、そもそもトラベルクレジットが多く貰え、Global Entry or TSA PreCheck®のフィーが貰えたり、海外使用費がかからないなど旅行者にとって便利な機能が満載の、旅行者御用達のクレジットカードです。
住民票を入れて、国民健康保険を使う
住民票を入れることで、国民健康保険を使い、3割負担などで医療を受けることができます。
ただし、住民票を入れることにより生じる義務や、「そもそも一時帰国では住民票を入れられない」ケースもあります。詳しくは、以下の記事をご覧ください。
日本で全額実費で払ったら医療費どのくらい?
事故や急病などの、緊急の医療費については保険が役立ちますが、そもそも検診や治療を前提としていく場合は、医療費について調べておくとよいです。
居住国の医療費のレベルにもよりますが、なかには「居住国で保険を使うより、日本で実費で行ったほうが安い」検診などもあります。
おそらく使用している機械などが違ったり、米国の医師の場合は医療過誤訴訟に対する保険に加入していてそれが高額な医療費に反映されているなどの要素が影響していると考えられます。